会員より最後のご挨拶


■竹沢佐知子 当会会長  (有)チャイルドサービス遊
    
この、小さな任意団体20年のはじまりは、1994年3月15日の県立かながわ女性センター労働部主催「女性起業家交流セミナー」終了直後の、第一回女性起業家設立検討会からでした。
当時、交流セミナーを担当した安田葉子さんのご厚意で「継続的に交流を望む方!この指と〜まれ!」とセミナ―参加者にお声掛けの機会をいただいたことがきっかけです。
その後、15回の設立検討会を重ね、対象は女性起業家と起業を志す女性。異業種交流・人として、経営者として成長できる学び・社会貢献といった3つの目的も決まり、1994年11月13日設立しました。
私は、どこかの傘下に入ることなく、会員がやりたいことがいつでも出来る会であって欲しいと語ったところ、大きなことは考えず、例え「針の穴」のように小さな活動でも、会が出来ることをやれば良い!との吉澤さんの発言から、針の穴のようなちっぽけな竹沢が会長、それを支える吉澤副会長のコンビで当会はスタートしたのでした。
設立時の会員は22名、当初から会員としてのつながりは横一線、決まりごとは最小限にし、協力は会員自身が考え行動すれば良いというスタイルでした。2年前まで、毎月1回、休むことなく定例会や勉強会を行っていました。それが出来たのは、自身の仕事ではトップで働いている会員の抜群な企画力や行動力があったからでした。
どんな活動だったの?と思われた方は、ホームページの活動報告の各年度をご覧いただけると、毎年さまざまな交流や勉強をしていたことがお分かりになることでしょう。
毎月の例会は、その時のテーマに興味・関心がある方でしたらゲスト参加は男女を問わず大歓迎でした。ですから幣会の活動は、例会へのゲスト参加の皆さんや講師として、学びを指導して下さった皆様のおかげで、人として、経営者としてのたくさんのことが学べ、交流できたのだと、心から感謝いたしております。
そして、終盤まで、この会を大切に支えてくれた会員(石川さん・井出さん・中村さん・吉岡さん・吉澤さんと昨年までいた河原さん)の優しさや協力があったから、今日まで続けられたのです。
会を通して出会った皆様や会員のことを私は、生涯忘れません。
さて、20年前の針の穴のような任意団体の成長はというと・・あまり変わりなかったかもしれませんが、会を通して出会えた方々や会員との、目には見えない"つながり"は当会の誇りであり、かけがえのない宝!見えない財産で一杯です。
任意団体としての幕は2014年3月末で閉じますが、会員それぞれが大切にしてきた"つながり"に終わりはないと信じています。
20年間、ありがとうございました。そしてこれからも続く"つながり"を楽しみに、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。


■石川恭子 釉美屋

私と当会の縁は、"会長の竹沢さんとの縁"と言っても過言ではないと思います。
起業を考え出席したセミナーで竹沢さんがゲストスピーカーだったこと、その竹沢さんに戸塚の横浜女性フォーラムでの催しで偶然再会したこと。これらの偶然が無ければ品川区に在住する私が当会に入会することはなかったと思います。
雇われない働き方をしたい、一人で仕事がしたいと願って起業したとはいえ、一人で決断し実行していくことは、楽しくもありますが苦しいことです。
忌憚なく話せる仲間がいるということは、何かにつけて心強いことでした。
ダイレクトに答えが得られなくても、仲間に話しているうちに自分の中で整理がついたり、ヒントが得られたり。 当会が異業種の集まりであったことは、ある意味気楽で私にはとてもよかったです。
この会に所属して、"何かを学んだ"というよりは、いつも"仲間に助けられた"という思いの方が強いです。
竹沢さんのパワー(仕事量)、人柄、気配りにはいつも感心させられていました。敬服です。
いつだったかの例会で何かを決める時に、『竹沢さんがやると言うなら、私はやる。』と言ったことを覚えています。人生初の発言だったのではと懐かしく思い出されます。
近年は例会にはあまり参加できず、竹沢さんはじめメンバーに任せきりでしたが、当会とご縁のあった沢山の方々が、竹沢さんのパワーの源であったであろうと推察します。
この場をお借りして皆々様に心より感謝申し上げます。


■井出朱美 (有)井出建設 1級建築士事務所

一級建築士をしています。
つながっている皆様からのメッセージを読んで、私の知り合いもいて、世の中は狭いですね。
体調を崩したり、親の世話などで、しばらく会を休んでいましたが、最後までいられたことは嬉しいです。
皆様ありがとうございました。


■中村和子 湘南ケアプランニングセンター

私はクラブ結成時からの会員です。
今、こうしてこれ迄の20年を振り返ってみますと、いろいろな事が思い出されます。
クラブに関しては、月一回の例会において、竹沢会長はじめ個性豊かな若い会員の皆さんからは業種の違いを越えて語り合い、学習したりなどで大いに刺激を受けました。
この例会には、住んでいる茅ケ崎から横浜の会場などに行くという楽しみもありました。
特に専門分野の講師の先生方をお迎えしての学習会などは本当に勉強になりました。
また、クラブの活動を通して多くの若い起業を志す方々とお会いし、夢に向かって目を輝かせている姿を目の当たりにして「これからの日本の女性達の前途は明るぞ!」という思いを強くもったものです。
こうして今日までクラブに係わりを持って戴いた皆様方に心からの御礼を申し上げます。
どうかこれからもたくさんの夢をもって、ご自分の事業をますます発展させる事を目標に努力されますようお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。


■吉岡幸恵 ハートハウス

私は、この「かながわ女性起業家クラブ」には、設立当初から入会しました。
ネットワークビジネスで起業したので、同業の仲間との繋がりは大切にしていましたが、異業種交流に関しては、あまり興味はありませんでした。
しかし、この会で、様々な経営者や職業についている方々とお会いする事ができ、仕事に対する責任感や人とのつながりの大切さなど、いろいろな事を学ばせてもらいました。
これ程までに多くの方々と出会い、交流から学べたのは、会のお蔭だと思っています。
また、会の様々な活動は、私にとって、とても貴重でした。
特に訪問事業や「県立かながわ女性センター」における起業相談でのメンター体験は忘れません。
本当に、アッという間の20年でした。
これまで、この会を引っ張ってきてくださった竹沢会長には心から感謝いたします。
また、会員の皆さんや非会員でお越し下さった皆様には大変お世話になりました。
設立20周年を迎え、この会は閉じますが、これまでの人との繋がりを大切にしていきたいと思っています。
今まで本当にありがとうございました。 そして、これからも宜しくお願いします。


■吉澤寿々代 (有)小野花

地球が静かに動いている、聞こえませんか?命の鼓動、、、今生きている、、私。20年間共有できこの節目を迎える事がとても、とても、嬉しいです。
この会の大支柱で多大なご尽力で運営が円滑にかつ、平等に進行出来るように精神誠意、真心を持ち信頼関係を築いて下さいました竹沢会長に心から敬意を表敬し、限りない感謝を申し上げます。
痛いくらい冷たい手、このまま??不安?が何時か温もりがある仲間が手を繋いでいます、足元は足あかり。私は迷子にならず此処にいます。
度重なる手術を経て大好きな仕事ができません、昨日と違う今日です。年を取るって何が突然起きても不思議はないのですね。
色々な事が多すぎて、桜を愛でる事も出来ませんでした、桜に会いに行きませんでした。少し寂しい、沢山寂しい春でした。 住まいは田舎で、時に私にご褒美をくれる。例えば向日葵が、スミレが、蓮華が小さい音で幼い葉が畑から春を呼んでいます。元気でね、元気でね、おしゃべりする花なのです。 自分で立ってられない一日限りの艶やかな花や、水を飲まない花もいます、其々一生懸命で心癒してくれます。
でもね?本当は何もかも中途半端で、仕事の区切りも曖昧でこの道何も納得出来ない。そんな思いに後押しされて、徐々に考えるようになり、両手荷物の重量制限・食事制限等々全てを理解した上でやれば出来る事、そうです自宅料理教室、出前料理教室、手作り小物の販売です。やれば出来るじゃん。
家族に多大な犠牲を与えてしまいました、今後は迷惑少なく始動開始です。みなさんの後押しで自宅スタートです。
今思うこと全て感謝です、表現できない位の感謝です。多大なご支援、ご厚情に深い感謝を申し上げます。最後に応援戴いた皆様に ;挨拶はこだまする;   感謝  合掌




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